BLOG

2020.05.01

デザイナーが改めて考えてみる。 デザインと芸術の違いとは?

こんにちは。
新潟のデザイン会社
グラフィックデザインチーム「is good!」です。

いきなり本題ですが、
デザイナーとアーティストの違いはなんでしょう。
この問いには、人によって様々な意見があると思います。

今回は、デザインと芸術の違いを
あくまで私個人の意見として書こうと思います。

ポイントとしては、
アートは「理解されることは重要ではない」という点に対して
デザインは「伝える、伝わることが最も重要」ということがあると思います。

アートの展覧会を訪れた人たちの中で
「何が何だか?全くわからなかった!」
という感想を聞くことがあります。
それも、アートの感想として正解だと思います。
わからないこともアートに対する評価で、見方として何ら問題はないのです。

それに比べて、デザインは
わからないでは大変困る。

デザインはクライアントがあります。
その先のユーザーもいます。
そこに理解されないものはデザインとして成り立ちません。

いろいろな、物、事柄を、より魅力的に見せる、解らせる。
理解の難しい物も、わかりやすく表現する。
それがデザインの役割であると考えます。

また、デザインと芸術の共通する点では、
「楽しませる」ということがあると思います。
デザインは、最初から楽しませる目的で作成されるものです。
それに対して、芸術は目的が楽しませることではないかもしれないのですが
結果として、人々を楽しませている。ということが言えるのではないでしょうか。

デザイナーである私としては、
どこまでもあざとく人を楽しませるものを
作っていきたいと思っています。

お問い合わせはこちら

CONTACT