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2021.12.20
ロックバンド・ビートルズの映画「Get Back」の配信が、1か月ほど前から始まりました。
ロックバンド・ビートルズの映画「Get Back」の配信が、
1か月ほど前から始まりました。
それぞれが2時間以上ある3編からなる長尺のドキュメンタリーですが、
30分くらいずつ、数日間かけてようやく見終わりました。
内容をかなり大雑把に言うと、
メンバー本人たちも「解散が近いかな」と自覚しつつ、
テレビ特番やアルバム制作などの目標を掲げてプロジェクトをスタートさせたが、
次々と問題が起こる中で曲作りも進まず、
スケジュールもどんどん変わって窮地に立たされる…
そんな様子を映し出したドキュメンタリー映画です。
正直、「ネタばれ」云々が問題になるほどの新事実が
この映画で発掘されたということはありません。
ですが熱心なビートルズファンなら知っている映像や初公開の映像が
驚くほど美しく修復された状態で鑑賞できて満足でした。
また当事者の撮影後の発言で既によく知られていることも含め、
再認識させられたことがいくつかありました。
そしてこの内容は(ちょっと強引ですが)仕事、
特に会議の際にも応用できるのではないかと思いました。
1:曲作り・リハーサルの場所を、寒々とした映画撮影用のスタジオから
自社ビルのスタジオに変えたら、4人の間の雰囲気が和らいだ。
→いつも同じではなく、時々部屋を変えてみては。環境は大事ですよね。
2:新しくキーボード奏者を加えたら、その人柄の良さも手伝って
さらに雰囲気・演奏ともに良くなった。
→メンバーに新しい人を加えてみてはどうでしょう。体験したことのある方も多いのでは。
3:ビートルズでもお昼休みは大事。
→「ランチにしよう!」は50年前のロンドンでも同じでした(笑)。
この映画はディズニープラスで月額990円で見られます。
興味を持った方はご覧になってみてください。
ただし、結構な時間がジョン・レノンと、時にはポール・マッカートニーの
悪ふざけのシーンに費やされますのでご注意ください。
以上、2周目の鑑賞に突入予定のビートルズファンの感想でした。