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2021.06.14

デザインと関わりの深い「2021トレンドカラー」

こんにちは!

新潟のデザイン会社
グラフィックデザインチーム「is good!」です。

ファッション雑誌などでよく「トレンドカラーを取り入れたコーデは〜」
などというコピーを目にしますが、その年の流行色「トレンドカラー」というのは
どのように決められているのか気になったことはありませんか?

ファッションが一番わかりやすいように思いますが
洋服売り場に行くと、シーズンごとに、似たような色の商品を
どのブランドでも扱っていて、それが毎年変化しますよね。

このトレンドカラーは、どのように決められているのか
調べてみました。

カラーを決めているは、PANTONE(パントーン)と
JAFCA(日本流行色協会)という組織によって決められているということです。

PANTONE(パントーン)はデザイナーにはお馴染みの色見本帳ブランドとして
世界的に有名です。
PANTONE社が設立したパントン・カラー・インスティテュートによって
毎年トレンドカラーを選定しています。

JAFCA(日本流行色協会)は国際間で流行色を選定する機関の
国際流行色委員会が発表するインターカラーの情報をもとに
トレンドカラーを選定して発信しています。

ここで発表されたカラーはファッション以外にも
インテリア、雑貨、電化製品などの商品開発にも関係してきます。

そこで、今年はもう6月になってしまい、遅れた情報ではありますが
2021年のトレンドカラーは、以下の3色が発表されていました。

PANTONEが選んだトレンドカラー
・アルティメット・グレイ(グレイ)
・イルミネイティング(明るいイエロー)
この2色の組み合わせを一つのトレンドカラーとして発表
▶︎異なる要素が一緒になりどのように互いを支え合うかに目を向けさせる
不屈の精神に支えられたポジティブなメッセージを表現

JAFCA選んだトレンドカラー
・ゼロホワイト
▶︎「はじまりの色、希望のホワイト」
「ゼロ」から考える・真実を見抜く「知性」と「清廉潔白さ」・「清潔さ」

これらは、時代背景や各分野の動向を踏まえて選ばれています。
色に込めた意味は、コロナ問題、オリンピックの延期なども影響した
ものであると思われます。

このように、様々な意味を持って発信されているトレンドカラーですが
身の回りの物に、意識して取り入れてみてはどうでしょうか。
日々の生活がもっとポジティブに楽しめそうです!

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